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<私の愛私のそばに>観客の心を打つ愛

私の愛 私のそばに














[レビュー] <私の愛私のそばに>観客の心を打つ愛 
    マックスムービー=キム・ギュハン記者

ルーゲリック病にかかったジョンウは奇跡が起こることを信じて希望を捨てない。 闘病中にもチスに出会い積極的に愛して司法勉強もあきらめないけれど、彼の筋肉は麻痺して行く。 毎日毎日変わって行く自身のからだを見守るのが恐ろしいジョンウは避けたかった言語障害を体験することになる。

毎日死に向き合う女と死を目前にした男が出会った。 愛する人の泣く姿をこれ以上見る自信がないジョンウはわざわざチスの心を痛くして離別を選ぼうとする。 状況だけおいてみれば新派に流れる要素が多い映画だが<私の愛私のそばに>は涙を強要しない。 劇中キャラクターと一定の距離を維持したパク・ジンピョ監督は涙がバンバン降りそうな場面でも感情を爆発させない。 むしろ限りなく悲しく見えることができる状況にユーモアを加味して観客の口元に微笑が浮かぶようにする。

映画は全体的に淡々としたトーンを維持する。 パク・ジンピョ監督は生きながら近づく不幸をありのまま描く。 ジョンウの障害は日常生活をさらに不便にするが、チスがジョンウを愛することには決して障害がない。 各人物が処した現実を見せた後、パク・ジンピョ監督はいかなる状況がきても愛する人間らしさを失わない勇気があなたにもあるのか静かに尋ねる。 計算的でない純粋な愛が観客の心琴を徐々に鳴らす。

純真な愛は私たちの精神的な空虚感を埋める。 死んでいく男と彼をそばで見守って痛みを飲み込まなければならない女の話の構図は事実特別に新しいこともない。 だが監督の真心と俳優の熱演は陳腐になりえる話に生命力を吹き込んだ。 偶然で始まったこれらの出会いは運命になって観客の心に愛という力があたえる偉大さを感じさせてくれる。
世の中にはこういう愛もある。 生と死の岐路の前で揺れない愛の物語を素材としたが映画は決して雲をつかむような愛の姿を描かない。 ルーゲリック病と力に余った死闘をするジョンウと彼のそばを守るチスの感情変化を繊細に描き出すと同時に、ジョンウとチスの周りの現実的な姿をのがさない。 ジョンウと同じ病室の人々の話は大切な家族愛に会うことができる。

パク・ジンピョ監督の前作がそうだったように<私の愛私のそばに>の核心は愛だ。 映画は現実という壁の前でつぶれやすい愛という感情、切ない喪失の痛みを滑らかに慰めてくれる。 二人の愛が力を発揮できたのは肉体的、精神的苦痛まで耐えて役に没頭した2人の俳優の演技があったためだ。 ジョンウを演じたキム・ミョンミンは愛する人に対する申し訳ない思いと切なさを暖かく伝達して陳腐さをよく避ける。 役のために7年間伸ばした髪を切ったハ・ジウォンの演技は愛らしい。夫を献身的に看護するチス役を担って観客の情緒を刺激する。

<私の愛私のそばに>はごり押し感動を誘導する装置がない。 植物人間に変わっていくジョンウキャラクターにたやすく憐憫を感じない。 映画は彼が耐え抜かなければならない状況をありのまま見せてルーゲリック病に対する深い理解に到達する。 国内だけで1500人余りを越える患者がいるがルーゲリック病に対する一般人の関心はきわめて低調だ。 “世の中で最も残酷な病気と呼ばれるルーゲリック病で苦痛受ける患者に社会的関心を誘導して少しでも役に立ちたかった”というパク・ジンピョ監督の風が成り立ったら良いだろう。
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